【コーヒーマシンで紅茶を淹れる?】様々チャレンジするが紅茶の味をひきだせているか

紅茶の淹れ方

こんばんは。紅茶ホビットです。

今年初雪が降りましたね。

天気予報変わっててびっくりしました。

週間予報ではしばらく晴れだなと思ってたんで、なんか寒いと思って外に出たら雪がちらちらしてましたね。

明日はまた晴れるようなので、洗濯物も問題なさそうですね。

僕はYouTubeが結構好きで常につけっぱなしな状態なんです。

紅茶系YouTuberも何人かいらっしゃいますが、紅茶コンテンツってやっぱり伸びないですね。

ニッチな産業だからある程度のところが頭打ちなんでしょうけど、そんなことは気にせずに、今日はコーヒーメーカーを使った紅茶淹れをしている動画があったので、コーヒーメーカーが色々あるけど紅茶がそれに適切なのかを考察していこうと思います。

メリオール

こちらは以前にも取り上げている通常フレンチプレスと呼ばれているれっきとしたコーヒーを淹れるための器具です。

日本にフレンチプレスが導入される際、コーヒーを淹れるための器具として販売するものの浸透しなかった販売業者が、これを紅茶を淹れる器具として販売したところ、見た目の良さから紅茶を淹れる器具と歪んだ認識ができてしまいました。

紅茶を淹れる器具としては大概不適切ではあるのは言うまでもないのですが、先に書いた通り見た目の良さからいまだに紅茶に使われてしまうかわいそうな器具です。

何がいけないのかというと、円筒の形が香りを引き立てないのと、最後のプレスでえぐみを抽出するというところですね。

日本ではティーバッグで絞り出すなと推奨している割には、メリオールはギューッとプレスしている矛盾におかしな文化だなと感じております。

エスプレッソマシン

一部の紅茶専門店様で使われているようですが、紅茶をエスプレッソマシンを使って淹れ、ティープレッソというメニューを出しているようなんですね。

コーヒーは苦味とコクを楽しむイタリアンスタイルがあるので、それの模倣だというのは一目瞭然なのですが、紅茶を高圧で抽出しても渋みとえぐみしかでてこないと容易に想像するのですが、牛乳を入れてカフェラテと同じように楽しむようですが、紅茶の旨味はどこに行ってしまったのかという感想です。

紅茶の味わいは渋みが先に出てきた後に旨味と甘味が抽出されるのに、エスプレッソマシンを使って高圧で抽出してしまったら渋みが前面に出過ぎて紅茶の本来のバランスを崩壊させてしまいます。

画期的な一案であるのは間違いないと思いますが、紅茶の美味しさの根本を置き去りにした見栄えとインパクトだけの中身のない紅茶だと感じざるを得ないのが本音ですね。

サイフォン

これもまたコーヒーの抽出方法ですが、美味しく淹れるために調整が難しいと言っていました。

これもそれはその通りで、抽出時間の短さと火をかけたままの状態で抽出している時間があることを考えると、紅茶を淹れるには相当不向きだといわざるを得ません。

香りが広がることの強調と、薔薇のブレンドをすることで見た目の華やかさが非常に際立っていますが、これもエスプレッソマシンを使って淹れるのと同じように、映える映像が取れるというための抽出方法でしかないなという感想です。

インパクトはありますが旨味と甘味まで抽出されるような淹れ方ではないのは間違いないと感じます。

まとめ

紅茶の淹れ方は原理原則を守れば美味しくはいる淹れ方が確立されて、それはちょっとした抽出時間や茶葉の量の差異はあるものの、ほぼぶれることがないです。

斬新な淹れ方や革新的な方法を考えるのは面白いですが、根本の味がおかしな状況になってしまっては本末転倒なのが明白です。

どんなことでも新しいことに挑戦することは好ましいですが、伝統は伝統として残る理由がちゃんとあるんですね。

紅茶の美味しいという根本を崩しては元も子もないので、映えを気にするのもいいですけどそれなら美味しく飲んでいるところを広めることが最も大切なことじゃないかと思っています。

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