こんばんは。紅茶ホビットです。
久しぶりに降った雨はところにより激しく降ったようですが、皆さんは大丈夫でしたか。
軒下に洗濯物をかけておいたのですが、よほど激しかったのか、洗濯物がずぶぬれになってました。
今洗濯機の中で再度洗われております。
明日は天気になるようなので、カラッと乾くといいですね。
今年の8月に東京大学大学院農学部の研究で、紅茶の成分テアフラビンが血中のコレステロールを排出してくれるという結果が発表されました。
今日はテアフラビンがどのようにして身体に作用してコレステロールを排出してくれるのかを見ていこうと思います。
何故紅茶を飲むことでテアフラビンがコレステロールを排出してくれるのかは、肝臓で作られる「胆汁酸」が関係しています。
「胆汁酸」は肝臓で血中からコレステロールを取り出して作られ、それが腸管内に分泌されます。腸管に分泌された胆汁は腸内の脂肪を乳化させ、消化酵素で分解されます。その分解されたものが「胆汁酸」によってミセルという小さい分子に取り込まれ、腸管から吸収され血液に戻ります。
この吸収された胆汁酸は血液をめぐって肝臓で再利用されるんですが、紅茶を飲むことでテアフラビンが腸管からの吸収を阻害してくれるとのことなんです。
胆汁酸が再利用されなければ、血中のコレステロールから胆汁酸を作ることになるので、コレステロールが下がっていくというわけなんですね。
テアフラビンは紅茶ポリフェノールとして身体にいいといわれていましたが、明確な効果を期待できるという結果の発表は喜ばしことですね。
適度な量の楽しみはやはり体にとっても良い効果を期待できるので、是非皆さんもこんな効果があるだと頭の隅に思い浮かべながら、楽しんで紅茶を飲んでくださいね。
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