こんばんは。紅茶ホビットです。
今日は寒いですね。
久しぶりに冬だったんだというとこを思い出させられる寒さです。
このところ春っぽい気温の上がり方をしていたので気が抜けていました。
温かい紅茶で身体を温めたいですね。
さて、皆さんお茶飲むときにカップ湯通しして温めていますか。
カップまで温めなくてもいいんじゃないかと思うかもしれませんけど、やってみると違うなと実感できるかと思います。
今日はカップも温めることについて考察してみようと思います。
紅茶は香りの飲み物
紅茶という飲み物は人によってとらえ方が違うかもしれませんが、僕は基本的に香りの飲み物だと前提を置いています。
この前提を基に紅茶の淹れ方や飲み方は熱湯を使うというのを基本に据えています。
香りを一番引き出す方法が熱湯を使うということだからです。
香りは熱を加えることで立つので、可能な限り温度が高い状態でお茶を淹れるとその茶葉の香りはふくよかに広がります。
これは茶葉の種類、産地、シーズン問わず熱湯を使います。
香りは熱湯が一番引き出すと考えているので、それ以外の渋みや甘味などのひきだしは蒸らし時間やお湯の量などで調整していきます。
熱いカップも香りを引き出す
ここまで熱湯を使ってしっかり香りを引き出したとして、カップが冷たいまま注いだらどうなるかというと、香りが弱まります。
せっかく引き出した香りを、カップで紅茶が冷めることで香りがしぼんでしまうんですね。
カップも温めておくといわれているのはこれを防ぐためです。
温かいカップに熱々の紅茶を注げば、香りがたった紅茶を香りがたった状態で紅茶を楽しめるんですね。
猫舌で熱々が飲めないという方にはちょっとできないなというかもしれませんが、そうでないのであれば紅茶の美味しさを最大限に楽しむのであれば、カップを温めるのは必然です。
まとめ
紅茶を美味しく淹れるために注意を注いでも、紅茶を美味しく飲むために注意を怠れば、その美味しさは軽減してしまいます。
カップを温めるだけですが、それをするだけで紅茶の温度を下げることを妨げるので、香りの広がりを最大限に楽しむことができます。
香りを生かすためのポイントは、ちょっと気を使うだけでできるので心がけてみてくださいね。
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