こんばんは。紅茶ホビットです。
気温も少し落ち着いて過ごしやすくなってきましたね。
今日は一日ずっとお茶を飲んでました。
ずっとお茶が飲める季節がようやく来ましたね。
引きこもるのにいい季節がやってきました。
皆さんインドでチャイを飲むときのイメージはどんなイメージを持っていますか?
道端で煮込んだミルクティーを素焼きのカップに入れて飲み、その場で地面にたたき割り土に返す、そんなでんとうてきなイメージを持っている方は少なくないと思います。
そんなチャイクリですが、今インドのカップ事情が原点回帰の流れになっているようなので、今日はそれについてみていこうと思います。
インドでは鉄道を利用するときにもチャイを売り歩く売り子さんがいるようですが、そういった場所では使い捨てのプラスティックカップが使われて、とっても衛生的な環境を整えていたようなんですね。
しかし、ウェブニュースではインド鉄道管轄そしているPiyush Goyal大臣さんからの発言で、「プラスティックのカップやめて、チャイクリ使いまーす。プラスティック撲滅―。」ということで宣言があったそうなんですね。
なので鉄道内で売られるチャイは、伝統的なチャイクリに戻して販売されるようになったんです。
チャイクリって実際に見たことありますか?もうまさに土そのものが固まってカップになった状態なんで、芍薬も塗ってないんです。なので上記でもちょっと書いてますが、リアルに土で作って割り捨てて土に還っていくんです。
Goiyal大臣さんはこの自然環境に対する環境対策だけでなく、チャイクリを作成するにあたり膨大な数が必要になってくるので、職人を募集して雇用を増やそうとも考えたんですね。
基本手作りされているチャイクリなので、一つ一つ職人さんがろくろ回して何百個も何千個も作成していくことになるんです。
鉄道利用者はCOVID-19のパンデミックが起こる前は年間数役2300万人が利用していたようで、予想では最大200万人の雇用を生み出すと考えられているようです。
数が必要なので雇用は多くなるに越したことはないでしょうが、実際陶器職人さんも同じものを何個も何個も作るわけだから、量作らないと稼ぎも少ないよなと考えてしまいました。
日本でもプラスティックバッグの廃止がされて大分たってますし、プラスティックごみが削減されるのはよいんじゃないですかね。
自分たちで便利だからと作り続けたものに苦しめられることになって便利をなくし始めるという、何がしたかったんだかと思う反面、昔ながらの伝統が復活することは趣があっていいですよね。
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