【イギリスの紅茶消費量は減少傾向?】若い世代の紅茶以外の飲み物へ興味が移るわけとは

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

朝晩寒いですね。

ヒーターはまだ必要ないですが、掛け布団は1枚薄手の毛布を追加したし、家で過ごすときはフリースを軽く羽織ってます。

外を出る時も軽くマフラー巻くくらいでちょうどいい感じになってます。

ようやく冬の気配が見え隠れするようになってきましたね。

日本ではRTDドリンク産業の活性化により紅茶ドリンクの消費は上昇してきていますが、逆にイギリスの紅茶消費量は少しずつ減少傾向にあるそうです。

今日は紅茶大国イギリスの紅茶消費の減少についてみていこうと思います。

イギリスが何故紅茶の消費量が減少し始めているのかというと、結果から言うと若い世代の紅茶離れが顕著になってきているそうです。

イギリスBBCの記事によると、ミレニアル世代とジェネレーションZ世代が紅茶を避け、ハーブティーやコーヒーを好むようになってきたといっています。

何故紅茶を避けるようになったのかというと「紅茶の味が強い」と感じるようでそれを打ち消すように牛乳と砂糖を大量に淹れることに抵抗を感じるようです。

イギリスでのオーソドックスな紅茶の飲み方のはずなんですが、注目するのは若い女性の健康志向と、乳製品製造過程での環境影響への考慮が一つの紅茶離れの理由のようです。

大量のお砂糖を入れるイギリスの紅茶の飲み方はやはり体重増加につながることを気にかけるようで、そこからハーブティーや人によっては緑茶を飲むようになったんですね。

乳製品の環境影響の考慮もされているようで、代替え品のアーモンドミルクやソイミルクを使っても紅茶は美味しいと感じないため、コーヒーの方が代替えミルクを使うに至っては違和感がないらしく、コーヒーへスイッチしているようです。

もう一つはInstagramの台頭で映えるドリンクを撮るためです。

スターバックスのフラペチーノは紅茶に比べると見栄えのするドリンクなのは一目瞭然です。

さらに記憶にまだ新しい2019年に流行したタピオカティーは世界中で流行していて、英語圏ではバブルティーで世間に浸透して専門店がオープンしていました。

ロンドンのバブルティーチェーン店のビジュバブルティールームでも売り上げが急激に伸びたといっています。

もちろん紅茶も使っていますが、緑茶やハーブティーに代替えミルクといった若い女性をつかむためのポイントは抑えてビジネス展開しているようです。

紅茶離れが懸念されていますが、それは健康面や環境面を配慮するというのが前提としてあるようで、オーソドックスに楽しむミルクティーから良質の紅茶を選んで飲む人も出てきているようなので、世代とともに嗜好が変わってきていることを認識するときなのかもしれませんね。

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