こんばんは。紅茶ホビットです。
今日から三連休のようですが、皆さんは何か予定をいれてますか。
Covid-19も新規感染者が爆発的な勢いで増えてきていますし、外も寒いですしお家でぬくぬくしていたいところです。
ちょっとお茶請けを買って年末に買い貯めた紅茶をたっぷりいただくとしましょう。
皆さんアールグレイはお好きですか?
僕は最近は全く飲まないですが、紅茶の飲み初めのころはアールグレイが一番好きでした。
アールグレイと一概に言っても各専門店様で全然違うし、アールグレイだけで何種類も販売している専門店様がいらっしゃいます。
なんでそんなことになるのか疑問を抱くこともあると思うので、今日はアールグレイのもともとの茶葉についてみていこうと思います。
アールグレイはフレーバードティー
以前にもアールグレイについて記事にしましたが、アールグレイはダージリンやアッサム、セイロンと同列に商品が陳列されていることが最も多い紅茶です。
アールグレイをダージリンと同系列に考えている方も少なくないですが、ではアールグレイはどの産地ですか?というとどぎまぎして何言ってるのというようになりかねません。
そもそもダージリンが産地の名前だということを知らずに飲んでいらっしゃる方もいるし、ダージリンはイギリスの紅茶とすら思っている方もまだまだいらっしゃいます。
なのでアールグレイはそもそも産地の名前ではなく、フレーバードティーでそういう名前が付けられた紅茶という基本をおさらいしました。
着香する香りの元は柑橘フルーツのベルガモットという苦いフルーツで、食用としてはほとんど使えるような味わいではないため、紅茶の香料や香水、最近ではルームフレグランスの香料として使われることも目立ってきました。
ではアールグレイは着香される茶葉として何が使われているんでしょうか。
アールグレイのベースになんの茶葉が使われているのか
ご存知の方も多いとは思いますが、アールグレイの生まれた歴史として、イギリスのグレイ伯爵が中国で飲んだ薫り高い紅茶を再現したいということで作られて紅茶だということです。
ベースになる紅茶は最も多く作られているアールグレイで中国のキームンが知られているでしょう。
アールグレイのイメージ通りの香りと味わいがここに集約していると思います。
ここで各専門店様がアールグレイに非常に個性を出していまして、僕の知っている限りのべ―ス茶葉を以下に列挙してみます。
- Silver Pot様 ニルギリ
- G-clef様 セイロン
- リーフルダージリンハウス様 ダージリン
- ルピシア様 キームン、セイロン、ダージリン、ラプサンスーチョン
- マリアージュフレール様 雲南、セイロン、ダージリン、アッサム
これらのベース茶葉に、さらにベルガモットの香料も天然香料か、人口香料かの違いも加わって、アールグレイという商品で販売されていますが、味も香りも各専門店様で全く異なります。
個人的に個性際立つのがG-clef様のアールグレイは味わいのコクの深さと香りがちょっと個性的でストレートもミルクティーも気分で両方いける面白いアールグレイだと感じています。
マリアージュフレール様に至ってはアールグレイだけでもっと種類があるので、正直全部は知りません。マニアの方はぜひ全種類のアールグレイを楽しんでみてください。
まとめ
各専門店様がこれだけアールグレイに違いを求める理由は分かりませんが、皆さんがオーソドックスな紅茶と考えているアールグレイを、アールグレイたるフレーバードティーなんだということを強調したいということが目的で、これだけの種類が生み出されたのかなと個人的には考察しています。
柑橘のフレーバーはリフレッシュする効果も期待できるといわれているので、気分転換にアールグレイを休憩に飲むのはお勧めですね。
フレーバードティーとしての認識でアールグレイを楽しむと今までと違った感覚も生まれるでしょうし、茶葉の種類で違うアールグレイを感じるのも面白いです。
是非各専門店様のアールグレイを飲み比べてみてください。
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