【アフタヌーンティーは何を飲む?】飲むより食べるに注力注ぐ?

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

今日は日中ポカポカと温かかったですね。

外でご飯を食べたら気持ちよく食べられそうな気候でした。

明日の休日もお外はにぎわうんでしょうかね。

さて、アフタヌーンティーをすることをヌン活と呼ばれるようになって大分たちますが、最近はあまり言われなくなっていますかね。

皆さんはアフタヌーンティーをするっていうとそのメインの目的は何ですか。

もともとのアフタヌーンティーから現在の求められてるアフタヌーンティーまで、今日は考察してみようと思います。

アフタヌーンティーは紅茶を飲む

最近ここが崩れていると感じるのが、紅茶を飲むのがアフタヌーンティーという点です。

イギリスの文化としてはアフタヌーンティーが定着した背景に、一日二食の生活で、夜の社交界や観劇鑑賞の前にとる紅茶と軽食をアフタヌーンティーとしてとるようになったものです。

もともとは上流貴族のご婦人たちのマダム茶会ですよね。

貴重な紅茶に従者に作らせたお茶菓子を、マダムの世間話をしながら楽しむという非常に優雅な時間の使い方をするものなんです。

しいて言うなら、メインは世間話といってもいいかもしれません。余談です。

なので紅茶とお菓子は切っても切れない関係なのです。

アフタヌーンティーの変貌

伝統を重んじるのであれば、ミルクティーに茶色いお菓子がてんこ盛りというのがアフタヌーンティーの本来の姿です。

スコーンにバナナブレッド、キャロットケーキやビクトリアサンドなど、どう見ても茶色いお菓子で地味な見た目です。

しかしながらそれがいいんです。

それぞれの家庭の味を持ち寄ることなどもするアフタヌーンティーもあります。

おもてなしの文化がアフタヌーンティーというのが本来の姿です。

対照的に現在の日本のアフタヌーンティー文化・ヌン活は、完全にビジネスとしてのアフタヌーンティーです。

飲み物は紅茶だけではなくコーヒー、ハーブティー、ホットココアとバラエティーが豊富になり、お茶請けも色とりどりに生菓子がほとんどメインで、スコーンがちょびっと申し訳ない程度についてますね。

そして何よりヌン活において最重要なのが見栄えです。

バエなければ意味がないのです。

美味しいお茶菓子にゆっくり紅茶をいただく、本来の時間と空間を気の置ける友人たちと楽しむということは、どちらかというと二の次のようですね。

あくまでも友人から聞いた話ですが、アフタヌーンティーの場でもバエる写真を撮るためにだけセットを注文して、ほとんど手に付けないという方もいなくはないというので悲しいことです。

まとめ

十人十色とは言いますが、アフタヌーンティーの現状も刻々と変化し続けるのが一般的なようですね。

僕からするとあんな高級な食べ物を注文できるだけすごいなと感心しているのですが、それを食べずに帰るということができることに驚きを隠せません。

食べられるもの食べられる分だけで十分なのにと思ってしまいますね。

皆さんも自分の楽しみ方は常識を外れていないかだけ確認しておきたいですね。

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