【アフタヌーンティーは上流階級の嗜み】マダムのおやつから品格を示す社交の場への発展

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

昨日今日と久しぶりに連休でした。

昨日はインテリアレイアウトを変えて部屋の掃除をしたり、今日はリネンや毛布をまとめて洗濯したり、おやつにレアチーズケーキを作ったりと一人リア充的なことをしてました。

疲れたのかさっきまで夕寝して、出来立て(?)のレアチーズケーキをペロッといただき今に至ります。

紅茶のお茶請けとしてみんなが楽しみたいと思っているアフタヌーンティーですが、最初からあんなにモリモリだったわけじゃないんですよ。

イギリスだけではないと思いますが、現代は一日3食が基本的な食事の回数に収まっていますが、一日2食が基本だった時代もあるんです。

貴族の人たちもそりゃお腹も減るわけで、間食もしたいですよね。

発祥として言われているのが、アンナ・マリアさんていう侯爵夫人がこっそりベッドルームでお茶とお茶請けを食べてたのが起源だそうです。

それがどういうわけだか専用のお茶室まで作って、マダム仲間を集めて「あたしはこれだけできるのよ」的なマダムの見栄と自慢大会の場、間違えた、おもてなしの腕やインテリアセンスといった日々これだけ頑張ってますよ的なお披露目会に発展していったんですね。

それはそれは厳格なマナーが施されたようで、わざわざ招待状を出してドレスコードまである徹底ぶりです。

これすごいなと思ったんですけど、あくまでこのアフタヌーンティーって主催者のマダムが主役なんですよね。

主催者はもてなす側だから「皆さんどうぞくつろいでくださいね」って感じではないんです。

主催するので、テーブルセッティングやお茶やお茶請けを用意するのはわかるんですけど、お茶会仕切るのにセッティングの調度品や家の格を話しちゃうところとか、あー貴族ってすごいと思っちゃうわけです。

こうやってマダム達が見栄を張る、また間違えた、日ごろの腕を競い合うことでアフタヌーンティーの発展が遂げられたんですね。

個人的にはフォーマルな場でアフタヌーンティーは遠慮したいところですね。

自分で好きなようにお茶は飲めないし、食べたいものから食べられないなんて苦痛です。

現代はカジュアルアフタヌーンティもいろんなところで楽しめるので、気兼ねなく美味しい紅茶とケーキを食べましょうね。

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