こんばんは。紅茶ホビットです。
あっという間に1月も明日で終わりです。
光陰矢の如しは年々早さが増してきている気がします。
いろんなことをしていると時間が惜しくて足りないよと思うことが多いですが、さすがに睡眠を削っていろいろやるのがきつくなってきました。
睡眠時間を確保しつつやりたいことをバランスよく時間配分するのは難しいですよね。
さて、よくイギリスのご飯は不味いといわれてしまいますが、なぜそんなに不味いといわれてしまうんでしょうか。
それはイギリスに根付いたアフタヌーンティーの文化が大きく影響しています。
なぜアフタヌーンティーがイギリスのご飯を美味しくさせなかったのか、今日はそれについて考察していこうと思います。
イギリスの夕食は時間が遅かった
今でこそ世界各国そんなに夕食を食べる時間は変わらない時間に食べますが、かつてのイギリスは夕食の時間は比較的遅かったといわれています。
それは夕食前に観劇などを見に行くという優雅なライフスタイルがあり、それが終わってから夕食をとるのが習慣だったからです。
夜の観劇なんて言ったら大体6:00pmから始まったとして大体2時間で夕食は9:00pmに取るということでしょう。
現代ではそんなの普通じゃんと思うかもしれませんがこれは相当遅い時間です。
お昼を食べてから夕食までの時間に空腹に耐えられるものではなく、観劇前に軽く食事をするのが一般的になったことで、夕食は食べ過ぎないようにするというのが根付いていったんでしょう。
アフタヌーンティーでほぼ満腹?
しかしながら、アフタヌーンティーに代表される3~4:00pmにとられる食事はサンドイッチにスコーンペストリーといった、どう見ても盛りだくさんに食べているようにうかがえます。
しかも紅茶もがぶ飲みするイギリスですから、粉物に水分で普通に考えたらこの食事で大分満腹になるのは間違いないでしょう。
そのあと観劇を見た後夕食をといっても、お腹が空いてることはあまりなさそうです。
あってもちょっと小腹が空いたくらいでしょうから、夕飯をしっかり作るという考えは出てこないと考えるのが妥当かと思われます。
夕食は一日の中でもしっかり作られることが多いですから、そこで料理に力が入らないイギリスは結果的にご飯が美味しくなることはなかったのでしょう。
その分おやつの時間帯であるアフタヌーンティーのメニューが充実していったということなんでしょうね。
まとめ
イギリスでは紅茶ありきの食文化ですし、しょっちゅうお茶してはぼりぼりビスケットをむさぼっているのでお腹がすくということ自体稀有ですよね。
お腹がすくから美味しいご飯が食べたいという欲求が出てくるので、食文化の根底から料理が発展しにくい土壌が形成されてしまったということなんでしょう。
ちょっとひどい言い方をしてしまうと紅茶とビスケットがあれば、食事はテキトーといってしまってもよさそうです。
そのおかげで紅茶文化がこれだけ形成されているので、イギリスの場合はなるべくしてなったというべきでしょうね。
僕は個人的にイギリスで食べたごはん美味しいと思ってたので、多分そんなところも個々の嗜好によるんじゃないかと思います。
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