こんばんは。紅茶ホビットです。
アイスティーがまだまだ美味しく飲めますね。
朝晩はちょっとホットティーを飲んで癒されますし、一日でも飲む紅茶のヴァリエーションがあるのは楽しいです。
同じ紅茶でも水出しとホットで表情が変わるので違うお茶を飲んでるように楽しめます。
皆さんも気分や気温で変化をたのしんでますか。
今ではどこのスーパーマーケットの紅茶コーナーを見てもおいてあるトワイニングの創始者、「トーマス・トワイニング」についてみていこうと思います。
毛織物業を営むトワイニング家で育ったトーマスさんは、お父さんから家業を引き継ぐもそれをやめ、世界の貿易をまたにかける東インド会社で勤めていたんです。
ここでトーマスさんはいろいろな経験を積むとともに、その中にお茶についても知識と経験を得ることになるんですね。
トーマスさんは東インド会社を辞めた後、ご自身で「トムの店(Tom’s coffee house)」をオープンさせるんです。
トーマスさんが生きておられた17世紀はまだイギリスではコーヒーが主体の飲料文化だったので、コーヒーハウスは紳士の情報交換の場としてもその地位が確立していました。
やはりビジネスの世界ですから競争を潜り抜けるためにトーマスさんも案をひねり出すんです。
ここで東インド会社で得た知識と経験を生かして、紅茶を提供し始めるんです。
これが大当たりで来店する紳士たちに好評だったんです。
売り上げも同じ総量を使っても2倍と多く収益が得られたそうなんですね。
この紅茶のヒットをトーマスさんは見逃しません。
トムの店の隣に土地をかい、紅茶専門店「ゴールデンライオン」を開店させます。
喫茶はもちろん量り売りも開始します。
それ以外にコーヒーハウスは紳士の社交場でしたが、ゴールデンライオンでは淑女の来店も歓迎したことで女性客の人気も得ることとなり、不動の人気を得るようになったんです。
この紅茶販売の成功を確信したことで、皆さんが世に知る紅茶のトップブランドのトーマスさんの家名へ名前を変更することで「トワイニング」紅茶が誕生したんです。
今でもオープン当初の金色のライオンが入口の上部に鎮座されているんですね。
このライオンが意味するのは、受け継がれる伝統とその歴史の象徴なんですね。
喫茶の先駆けともいえるトーマストワイニングさんの偉大な功績に感謝ですね。
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