こんばんは。紅茶ホビットです。
じんわりと暑さを感じますね。
気温としては岩手で30℃を超えて真夏日を記録したようですが、空気が乾燥しているおかげで体感気温としてはまだ温かいという感覚でいられます。
このまま梅雨入りしてしまったら猛烈な暑さになってしまいそうですね。
さて、紅茶といえばミルクティーですが、そもそもなんで紅茶にミルクを入れるようになったのでしょう。
今日はミルクティーの始まりについて考察していこうと思います。
始めはお砂糖だけしか加えていなかった
先日お茶の商売をしたパイオニアがオランダだということを記事にしましたが、当時はまだ紅茶の文化はなく緑茶が輸入されていたのだということです。
希少価値の高い緑茶にこれまた希少価値の高いお砂糖を入れるという、日本文化ではあまりやらないことをやっていましたが、さすがにここに牛乳を加えるということはしてなかったのでしょう。
のちに紅茶が輸入されるようになってからヨーロッパの水質と人々の味覚に合うということで、もっぱら紅茶が輸入されるようになって、いつの間にが牛乳を加えたミルクティーが一般的になっていました。
ミルクティーの起源は諸説ある
牛乳を入れるようになった要因に色々あるようなのですが、はっきりとした根拠が見つからないので信ぴょう性に欠けるのですが、ここでは2説ほど見ていこうと思います。
一つは当時ヨーロッパの嗜好品として人気を得ていたのが、紅茶のほかにコーヒーとココアがありました。
紅茶より先にコーヒー、ココアが牛乳を入れて飲むようになったところ、それに付随して紅茶も牛乳を入れるようになったという説が一つ。
もう一つは紅茶の品質自体の問題で、粗悪品の横行によりその味を紛らわすために牛乳を入れたという説です。
どちらも明確なものではないので、こういう流れもあるのかなという具合のものだと考えるのがよさそうです。
まとめ
現代の茶葉は品種改良も進んで当時とはくらべものにならないほど良質で味や香りのよいお茶が購入できる世の中になっていると思います。
その反面、自然栽培で人の手の加えられてない茶樹から作られる驚くほど良質の茶葉があることも事実です。
牛乳を入れなくても美味しく飲めるお茶と、ミルクティーのためにブレンドされる濃厚なお茶と、昔のお茶のみからは想像もできないほど多種多様な茶葉が世にはあふれているでしょう。
まさに現代の製茶技術に感謝ですね。
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