こんばんは。紅茶ホビットです。
今朝から天気がぐずついてはいるなと思っていましたが、ほぼ1日雨になってしまいましたね。
昼間一時晴れ間が見えたので回復するかなと感じたんですが、外の音に耳を澄ますと雨が降ってたんですよね。
明日は晴れるようなので、洗濯物もカラッと乾くといいですね。
さて、紅茶を歴史的・文化的な面で見ていると、どの国でもお酒から紅茶へ切り替えようという場面が何度も出てきます。
酒は身を亡ぼすとは言ったものですが、その代わりに紅茶を飲むことで得ようとした利益は何だったのでしょうか。
今日はこのお酒の代替の役目を担う紅茶につて考察してみようと思います。
労働を円滑にさせるための紅茶
基本的に貴族階級の人たちが紅茶を飲むのは、持て余した時間をいかに楽しんで過ごすかというために用いられたのが紅茶だったので、このお酒の代用で紅茶を飲むというのはこの階級の人たちには意味を成しません。
ではお酒の代わりに紅茶を飲ませることでメリットがあるのは支配階級の人たちということです。
要は労働者を雇って利益を得る人たちですよね。
労働者に重労働を課すのはどの国においても社会的に共通していることなので、彼らはお酒を飲むことでそのストレスから一時的に逃れるわけです。
しかし、雇っている側からすればお酒の入った状態で働かれても効率は悪いしもっと成果を上げてほしいわけです。
そこで紅茶を飲ませることで眠気を取りエネルギーを補給し、より活性化した状態で労働してもらえるようになると業績も上がるということになります。
良くも悪くも紅茶が一般化するようになったのは、こういった使われる側がより使われるようになるために広がったという側面もあります。
薬効という役目を持つ紅茶
またお酒は百薬の長といわれることもありますが、昨今ではお酒は基本的に毒だといっている研究者もいます。
先日もちょっと記事の中に書きましたが、紅茶は薬としての役目を果たすために存在していた時期もあります。
今も昔もかわれないところはありますが、精神の安定や解熱の効果といった飲むことで得られる薬としての効果を見ている側面が大きいです。
僕の知っている方でもお酒大好きだったけれども、紅茶に変えてからは一切お酒を飲まなくなった方というのがちらほら存在しています。
まとめ
お酒にしろ紅茶にしろいいことも悪いことも両方取り上げられているので、どっちを飲んでも別段何か問題があるというわけではありません。
飲まなきゃやってらんねぇよという大人の事情だってあるでしょうし、かといって紅茶が体にいいから無理やり強制して飲むものでもありませんからね。
その時々の自分の心や体の状態に合わせてお酒を飲みたいときは飲めばいいし、紅茶で優雅な気分になるのもいいとおもいます。
環境で飲むものを選ばなきゃいけないという状況ではなく、飲みたいものを飲めるっていうのが一番いいですね。
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