こんばんは。紅茶ホビットです。
今日は久々にお菓子を作りましたよ。
抹茶があったので抹茶スコーンと、レンチン豆乳プリンと見た感じ和風スイーツっぽいですね。
サンドウィッチでも追加で作ってちょっとしたアフタヌーンティーでもしたいところですね。
さて、先日お茶についての話をしていた時に、味の濃さが物足りないという点に話がなりました。
これは日本の話ではなくヨーロッパのはなしだったので、ちょっと世界的にお茶の淹れ方に変化が生じ始めているのかと感じました。
今日はお茶を淹れる基本的な部分の変化について考察していこうと思います。
日本茶の淹れ方が紅茶に影響している
お茶の淹れ方に変化の兆しが見えてきている背景に、ヨーロッパの日本茶人気が徐々に上がっていることに起因しそうなんです。
お茶の淹れ方で変化し始めている点というのが、お茶を淹れる時のお湯の温度です。
主にイギリスやフランスでみられた淹れ方ですが、お茶の専門店様で働いている方が日本茶の淹れ方のお湯の温度を下げて淹れる淹れ方をすると、渋みが少なくなるので飲みやすいと感じたようで、紅茶でも熱湯ではなくお湯の温度を下げて淹れているようなんです。
話をしていた人が直接淹れている専門店様に聞いたところ、80~90℃くらいにお湯の温度を下げているそうです。
日本茶の淹れる温度と一致しますね。
紅茶でこの温度で淹れると大分味がぼやけてしまうのですが、この温度で淹れた味が受け入れられ始めているということを仮定すると、日本人だけでなく、イギリス人やフランス人もお茶の渋みが苦手な人が増えてきているのか、そもそも渋いのを我慢して飲んでいたということになりますね。
目的を持った淹れ方に移行している
日本茶はもともと2煎飲むことを前提にお茶の淹れ方が確立されています。
簡単にリストすると
- 1煎目:お湯を80℃くらいでじっくり蒸らし、旨味を味わう
- 2煎目:お湯を熱湯でさっとだし、渋みと爽やかさを味わう
というその淹れ方の味わう目的があり、淹れ方があります。
対照的に紅茶は1煎ですべての成分を十分に抽出することが前提です。
旨味や渋みや甘味、香りを時間ごとに楽しみ、渋みが強くなってきたら差し湯で味を調整したり、ミルクティーにして濃厚に楽しむという目的があります。
この目的に変化が生じることによって淹れ方の変化が生じ始めてきているんでしょうね。
紅茶も渋くないストレートで飲むという目的に移行しているなら、お湯の温度を下げて淹れるという淹れ方が受け入れられ始めているのは合点がいきますね。
まとめ
世界的に日本茶ブームは大なり小なり影響があるでしょうが、実際に紅茶の淹れ方を変化させ始めるまで影響が出始めていることには驚きました。
少なくとも僕が聞いた話の範囲内なので、その影響力は大きいものではないのかもしれませんがね。
今後の世界のお茶の淹れ方にももっと変化が起き始めるかもしれませんね。
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