【お茶の木ってなにもの?】お茶の木の名前も素性もちゃんと知っているのだろうか

紅茶の知識

こんばんは。紅茶ホビットです。

疲れてるときの回復方法って皆さん何してますか。

僕はやっぱり睡眠をとることかなと最近実感してるんですが、なかなか普段睡眠時間を削ってやりたいことやってるんですよね。

休みの日にゆっくり寝てると、今日もよく寝たーと起きて時計を見ると12時ちょっと前で、午前中まるまる回復に費やしてました。

早く寝ても疲労が抜けないんですよね。

ゆっくり睡眠とるのも必要です。

皆さんはお茶の木の名前ってちゃんと知ってますか?

お茶ってお茶の木から葉っぱを摘み取ってお茶にしていますが、お茶の木って植物学名って何だろうって考えたことありますか?

カメリアシネンシスという英語名が先行している紅茶の世界ですが、日本語でしっかり理解してないなとはたと感じたので、一番いろいろと書いてあったWikipediaから、今回はお茶の木について色々見ていこうと思います。

お茶の木の名前は「チャノキ」

僕の中でこれが衝撃的だったのですが、お茶の木の日本語名って「チャノキ」なんです。

「ツバキ科の植物」とか、日本品種の「やぶきた」とか、全体的なカテゴリーや個の名称などは知識として認識できていましたが、あの木の名前自体が「チャノキ」ですよ。

俗称と思っていたのでこの衝撃は計り知れませんでした。

そんなの当たり前じゃんと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は個人的に「茶椿」みたいなお茶用のツバキなんだよという意味合いのある名前があるんだろうと勝手に想像していたので、ただの「チャノキ」には驚きを隠せませんでした。

皆さんお茶畑に行ったら「チャノキ」がいっぱいと品種問わず感嘆しましょう。

学術的な分類の「チャノキ」

では植物学的にどのような分類がされているかというと、

  • 界:植物界Plantae
  • 階級なし:被子植物Angiosperms
  • 階級なし:真正双子葉類Eudicots
  • 階級なし:キク類Asterids
  • 目:ツツジ目Ericales
  • 科:ツバキ科Theaceae
  • 属:ツバキ属Camellia
  • 種:チャノキC.sinensis

というように分類されていらっしゃるようです。

専門職の方ではない、限り僕自身にとっても実際知識レベルでしか日常では使わないです。ご参考までに見てください。

チャノキの特徴

「チャノキ」は大きく分けて2種に分かれていて、まず基準となっている種の中国種Camellia sinensis ver. sinensisの低木または小高木の大体7mくらいの高さの木で、野生だと10mくらいの高さまで成長するようです。中国種は小葉種f. parvifoliaと大葉種f. macrophyllaとさらに2分割されています。

耐寒性が強いので中国はもちろん、インドはダージリンやセイロンの高山地域で栽培されています。

もう一つがアッサム種Camellia sinensis ver. assamicaで8~15mもの高木に成長します。葉は大きくそのおかげで収穫量が多いのが特徴です。

インドアッサム地方で自生しているところを発見されて通り、熱帯・亜熱帯地方の熱い地域での栽培が可能です。

お茶として葉っぱを活用されるので花についてはあまり知られていませんが、ツバキ科としてちゃんと花も咲きます。晩秋10~12月にかけて小ぶりの丸っこい白い花を咲かせます。

「チャノキ」は自家受粉することが困難で、種子を作る際ほかのチャノキの花粉を受粉することで趣旨を残すのですが、このことで次世代の「チャノキ」は親世代と同じ「チャノキ」とは違うものとして育ちます。

結果お茶として同じ味わいのものができないため、現在の産業としての「チャノキ」は挿し木で栽培されているところがほとんどです。

チャノキの世界分布

原産地については各説があるようですが、現在のところインドからベトナム・中国南西部にかけての参画になっている地帯が有力説です。

世界的に「チャノキ」は栽培されていますが、北はイングランド、南はニュージーランドと幅広いちいきで栽培されています。

特徴としても上げていますが高地山岳地帯では中国種、低地・熱帯地域ではアッサム種と大まかにすみわけされているようですし、現在では品種改良も進んでクローナル種がいろんなところで栽培されています。

まとめ

皆さん何気なく飲んでる紅茶が「チャノキ」からとれてるなんて知ってましたか?

「チャノキ」自体は教養本にもちゃんと書かれていますが、それ自体はほんの最初の半ページ程度にちょこっとまとめられる程度で、読んでる方も「ふんふん、そうなのね」程度にしか読み飛ばしてしまう部分だと思います。

改めて「チャノキ」を見てみる機会になるといいなと思い書いてみたものの、全然知らなかったよと思わされました。

サラッと表面部分を見てみるだけでも知らないことがあるので、是非きょうみのある方はさらに掘り下げて「チャノキ」を研究してみてください。

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